レバリズム

休肝日くらいじゃ肝臓は復活しない

毎日飲酒する人は、健康のためにもお酒を飲まない休肝日を設けましょう、と良く耳にしますが、実のところ休肝日を設けたところであまり意味がありません。

 

確かに、飲酒しない日があれば一時的に肝臓の機能は回復します。
しかし、アルコールは蓄積毒ですので、体に溜まった毒素を取り除くことはできません。
飲めば飲むほど蓄積され肝臓を傷めつけることになります。
良かれと思って設けた休肝日も、その反動で他の日に飲み過ぎてしまえば逆効果とも言えるでしょう。

 

人が一生涯に摂取できるアルコールの極量は、男性は500s、女性は250sです。
それ以上摂取してしまうと、肝臓は悲鳴をあげ、肝硬変や肝炎を引き起こすリスクを高めてしまいます。
お酒は飲まないに越したことはありませんが、好きな人にとっては完全に止めるのは難しいものです。
アルコールがストレス解消に役立つ場合だってあります。

 

ですから、ゆっくりと味わって飲む。
そうすれば、少量でも心地いい気分になれるのではないでしょうか。

 

疲れた時は酒は×

疲れた時の飲酒は、体にとって害そのものです。
朝早くから夜遅くまで仕事をして、その疲れを癒そうとお酒を飲むというのは、寿命を縮める行為です。

 

お酒には興奮作用がありますので、飲み過ぎると夜眠れなくなってしまいます。
睡眠が不十分、昨夜のアルコールがまだ体内に残っている状態での仕事はしんどいものです。
それを解消させるために、タバコを吸ったり、またお酒を飲んだりと、悪循環に陥ってしまいます。
そんな状態が続くと精神的にも参ってしまうでしょう。

 

しかし、お酒を飲んでもストレスは一時的には解消されるかも知れませんが、根本的な解決にはなりません。
肉体的にも精神的にも疲れを解消させるものは、アルコールではありません。

 

睡眠です。

 

疲れている時は、お酒を飲まずにさっさと寝てしまうことです。
そうすれば、翌朝には心身ともに元気になって問題も解決できるようになります。

 

決してお酒に逃げないでください。
お酒の力を借りたところで、何の解決にもならないということをお忘れなく。

お酒が肝機能を低下させるのはなぜ?

肝臓は非常にたくさんの働きをしている臓器です。

代謝やエネルギーの貯蔵、消化吸収を助ける成分である胆汁の生成、そして身体に有毒である物質を分解して解毒するという働きで、細かい働きを合わせると500以上の仕事をしてくれる臓器なのです。

 

お酒が肝機能を低下させる原因になるのはアルコールを分解する途中でアセトアルデヒドという物質がつくられてしまうからです。

アセトアルデヒドは細胞を傷つけてしまう身体に悪影響を及ぼす物質であるとともに、細胞内にあるミトコンドリアの活動を低下させてしまいます。
ミトコンドリアはアセトアルデヒドと同じように身体に有害な物質であるアンモニアを除去してくれる働きがあります。

 

このように肝臓がアルコールを分解することによって有害物質が生まれてしまい悪循環が起きてしまうのです。